患者・家族は看取りに対してどう考えているのか

ここまで看取りや緩和ケアについてお伝えしてきましたが、実際に患者、家族は看取りに対してどのように考えているのでしょうか。

まずは、患者の思いを見てみましょう。

厚生労働省の調査によると、次のようなアンケート結果が出ています。

青:なるべく今まで通った(または現在入院中の)医療機関に入院したい
赤:なるべく早く緩和ケア病棟に入院したい
緑:自宅で療養して、必要になればそれまでの医療期間に入院したい
紫:自宅で療養して、必要になれば緩和ケア病棟に入院したい
水色:自宅で最後まで療養したい

この結果からわかることは、可能な限り自宅で過ごしたいということです。

緑や紫の「必要になれば」というのが漠然としていますが、最期を具体的にイメージできていない方は、こちらを選択しているのかもしれません。

また、できるだけ自宅で過ごしたいけど、最期は病院というのが常識だと思われているのかもしれません。

自宅で過ごしたいけど、不安を感じているということもよくわかります。