緩和ケア拠点病院の方向性

前回は、緩和ケア拠点病院の課題についてお伝えしました。

簡単に言えば、ハード面(緩和ケア病棟の設置)は進んだけど、ソフト面(人員配置、育成)は追いついていないため、緩和ケアの質の維持向上ができていないということです。

こうした課題に対して、次のような方向性が示されています。

・国と関係学会の連携
・専門チームの育成
・主治医と緩和ケアチームをつなぐ人材を配置
・各スタッフの役割分担
・外部評価機能

つまり、ポイントは人材育成と適切な人材配置ということです。

具体的には、精神腫瘍医、がん看護の専門・認定看護師、がん専門薬剤師、緩和薬物療法認定薬剤師、がん病態栄養専門管理栄養士、社会福祉士、公認心理師などがあげられます。

つまり、それぞれに役割を明確にした人員を配置するとうことです。つまり、ここでもチーム医療は欠かせないことがよくわかります。

その上で、患者と緩和ケアチームを繋ぐたことが大切とされます。

在宅看護の場合なら、患者と地域を繋ぐことと似ています。その役割が、訪問看護だと思っているのですが、そうした役割を明確にしていくことも、これからの訪問看護や地域医療において重要になりそうです。