緊迫する看取り、後悔しないためにできること

最期が近づくにつれて、家族は不安だけでなく、緊張感も入り混じった状態にあります。

ここで改めて、これから起こる症状の変化を説明したり、それに合わせた介護方法を伝えます。

そして、これまでの家族の努力に共感しながら、最後まで一緒に支援することを伝えることで、安心していただくことができます。

ここまで、導入期、安定期、臨死期と見てきましたが、やはり看取りには看護師が必要とされていることがよくわかりました。

その理由の一つは、やはり看取りを行う家族には、その経験がないことです。そのため不安だったり、気持ちも揺らいでしまいます。

そうした気持ちを受け止めながら、必要な介護方法についての指導を繰り返すことで、看取りケアへの参加を促すことが、後悔しないための看取りには重要になります。

そして、最も大切なことは、患者家族とのコミュニケーションです。

常に、不安や恐怖、その人の意見や思いなどを理解して、共感することが、後悔しない看取りのためには最も重要なことと言えそうです。