看取りに対する食い違う意見をまとめるための看護師のスキル

特に、看取りにおいては、患者家族の意見や思いを理解して、共感することが大切です。これは、前回もお伝えした通りです。

しかし、看取りにおいては、1対1ではないため、様々な意見や思いが出てきます。看取りを覚悟した人もいれば、そうでない人もいます。

こうした意見の食い違いに、ただただ共感しているだけでは、うまくすすむことはできません。どんな方でも、気持ちが揺らぐからです。

では、このような意見の食い違いをどのようにまとめれば良いのでしょうか。

もちろん、どちらか一方の意見を否定するようなことはしてはいけません。否定してしまうと、それ以上、話を進めることができなくなるからです。

かといって、全てに共感していては、前に進みません。

そこで大切なことは、「共通点」を見つけることです。

看取りを覚悟した人たちと、そうでない人たちは、真逆の意見なのに、共通点なんか無いと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

以前からお伝えしているように、しっかりとコミュニケーションをはかり、その方を理解していれば、必ず見つけることができます。

次回は、その具体的な内容について、お伝えしていきます。