看取りに対する食い違う意見の共通点を見つける方法

前回の続きです。

今回は、看取りに対する正反対の意見の共通点を、どのように見つけるのかということです。

その方法は、「なぜ?」と質問を繰り返すことです。(直接、質問ぜめにするという意味ではありません)

看取りを覚悟した人は、なぜ、そのような思いにたどり着いたのか?
看取りを希望しない家族は、なぜ、そう思っているのか?

そこを深く知ることです。そのためのコミュニケーションです。

たとえば、看取りを覚悟した人は、

「管に繋がれて意識も無いままいきていたくない」

と思っているとします。

看取りを希望しない方は、

「ただ、弱っていく家族の姿を見ているだけなんてできない」

と思っていたとします。

このまるっきり正反対の意見の中にも、ある共通点があります。

それは、

「最期までその人らしく生きて欲しい」

ということです。

根本的には、こうした思いがあるのですが、その人らしく生きるための手段として、看取りを選択するのか、それとも最新医療を最期まで選択するのかということに分かれているのです。

でも、

「最期までその人らしく生きて欲しい」

この共通した思いがわかれば、意見をまとめられる可能性が出てきます。

ぜひ、コミュニケーションの意味を理解して、共通点を見つけてみてください。