看取りの期間とは

今日のテーマは「看取りの期間」についてです。

いつからいつまでを看取りというのか?

という内容は非常に難しくなるので、今回は看取り加算についての内容になります。

平成18年の介護報酬改定時に「看取り介護加算」ですが、この加算を満たすためには、次の要項を確認することが必要です。

別に厚生労働大臣が定める施設基準(1)に適合しているものとして都道府県知事に届け出た指 定介護老人福祉施設において、別に厚生労働大臣が定める基準に適合する入所者(2)について看 取り介護を行った場合においては、死亡日以前4日以上30日以下については1日につき144単位を、死亡日の前日及び前々日については1日につき680単位を、死亡日については1日につき1,280単位を死亡月に加算する。ただし、退所した日の翌日から死亡日までの間は、算定しない。

別に厚生労働大臣が定める施設基準とは、

イ 常勤の看護師を1名以上配置し、当該指定介護老人福祉施設の看護職員により、又は病院 若しくは診療所若しくは指定訪問看護ステーションの看護職員との連携により、24時間連 絡できる体制を確保していること。
ロ 看取りに関する指針を定め、入所の際に、入所者又はその家族等に対して、当該指針の内 容を説明し、同意を得ていること。
ハ 医師、看護職員、介護職員、介護支援専門員その他の職種の者による協議の上、当該指定 介護老人福祉施設における看取りの実績等を踏まえ、適宜、看取りに関する指針の見直しを 行うこと。
ニ 看取りに関する職員研修を行っていること。
ホ 看取りを行う際に個室又は静養室の利用が可能となるよう配慮を行うこと。

別に厚生労働大臣が定める基準に適合する入所者とは、

次のイからハまでのいずれにも適合している入所者
イ 医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがないと診断した者であること。
ロ 医師、看護職員、介護支援専門員その他の職種の者(以下この号において「医師等」という。) が共同で作成した入所者の介護に係る計画について、医師等のうちその内容に応じた適当な 者から説明を受け、当該計画について同意している者(その家族等が説明を受けた上で、同 意している者を含む。)であること。
ハ 看取りに関する指針に基づき、入所者の状態又は家族の求め等に応じ随時、医師等の相互 の連携の下、介護記録等入所者に関する記録を活用し行われる介護についての説明を受け、 同意した上で介護を受けている者(その家族等が説明を受け、同意した上で介護を受けてい る者を含む。)であること。

こうしてみると、単純に余命期間のことだけをいうこともありますし、その間にどのように過ごしていただくのかということまで考えたものもあります。

結局、看取りとはこういうものだという決まったものはないということになります。

これでは、話が矛盾してしまうようですが、大切なことは「スタッフ間での方針の統一」と「家族との考え、思いの共有」だと思います。

もしかしたら、一人一人に合わせて、定義が変わることだってあるのかもしれません。

結局は、「コミュニケーション」ということだと思います。