介護保険と看取りの現状-看取り介護加算-

実は、平成18年の介護報酬改定時に「看取り介護加算」が創設されています。

看取り介護加算を取るためには、決められた基準を満たす必要があるのですが、こうした加算ができているとうことは、看取りを希望する方が増えているからでもあります。

医療が日々進歩していく反面、どのような最期を迎えたいのか、とうことも考えられる時代になっているとうことです。

実際に、高齢者の方の口からは、

「点滴や管に繋がれて生きていたとしても、それは生きているとは言えない。そこまでして生きていたくはない」

こんなことをよく聞きます。

一人一人、考え方は違いますので、これが良いとか悪いとかではなく、こうした考えもあるということです。

医療や介護は、命を守りながらも、死をも考えなくてはいけないんですね。

実際に、介護施設をはじめ、看取りを行っているところが増えています。

平成27年度介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る調査では、個別に看取り計画を立てている施設の割合は次のようになっています。

特別養護老人ホーム・・・56.4%
老人保健施設・・・・・・51.6%
介護療養病床・・・・・・28.2%
医療療養病床・・・・・・35.3%

引用:平成27年度介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る調査

死亡者数全体における介護施設での死亡者数の割合は少なくなっていますが、看取りを行なっている施設は多いことがわかります。