訪問看護と看取りの現状

今回は、訪問看護の看取りへのかかわりについて、その概要をお伝えします。

まずは、下のグラフを見て下さい。

出典:厚生労働省「在宅医療の最近の動向」

これは、訪問看護の利用状況と自宅死亡の割合を表したものです。

少しわかりづらいので、説明していきます。

まず、縦が「高齢者人口千人当たりの訪問看護利用実人数(人)」になります。グラフ中の下の方にある都道府県は、訪問看護利用者が少なく、上の方にあるところは、多いという事です。

ちなみに、このグラフでは香川県が最も利用者数が少なく、長野県が最もおいという事になります。その差は4倍以上です。

次に、横が「そうし秒者数に対する自宅死亡の割合(%)」です。左寄りになるほど、自宅死亡者数の割合が低く、右に行くほど高くなるという事です。

このグラフの場合、最も自宅死亡者数の少ないところは佐賀県で、最も多いところは奈良県とうことになります。

つまり、このグラフから何が分かるかというと、訪問看護利用者数が多いほど、自宅死亡割合が高いという事です。

この情報だけでは、在宅での看取りと、訪問看護にどのような関係があるのかまではわかりませんが、在宅で看取る為には、訪問看護が重要だという事は間違いないことだとわかります。

今後詳しくお伝えしていきますが、在宅で最期を迎えるといっても、ただ何もせずに死を待っているわけではありません。

そこには、訪問看護師としての役割があります。

そうしたことも少しずつお伝えしていきます。