便失禁を引き起す要因

前回までに、尿失禁を引き起こす要因についてお伝えしましたが、同じように便失禁についてもお伝えします。

便失禁は,認知機能低下,身体機能低下,下痢,尿失禁,褥瘡と関連する(レベルⅣb).
引用:在宅医療に関するエビデンス:系統的レビュー

便失禁の要因として、尿失禁と異なる点は、下痢や褥瘡が要因となる部分です。また、便秘の有無も確認が必要です。

また、尿失禁と共通する点は、認知機能の低下と身体機能の低下です。

失禁のケアについては、看護師の役割という認識があるかもしれませんが、認知機能や身体機能が関係しているということは、リハビリとの連携も重要になることがわかります。

つまり、ADLと失禁は関連の深いものだということです。

失禁に対する看護師としての視点と、リハビリとしての視点を掛け合わせることで、今までできなかったような対応ができるようになることも考えられます。

もちろん、医師や薬剤師、ケアマネージャーやヘルパーなどとの連携も重要です。

失禁を一つの症状としてとらえず、その人を包括的に診ていくことが重要ですね。