尿失禁の原因となる薬剤

前回は、尿失禁を引き起こす要因について、お伝えしました。

その中に、薬剤の影響があります。

具体的には、次のような薬剤が尿失禁の要因となることが分かっています。

一部の降圧薬(カルシウム拮抗薬,利尿薬)は,下部尿路症状を悪化させる(レベル Ⅳb)
引用:在宅医療に関するエビデンス:系統的レビュー

・ベンゾジアゼピン系薬剤、特に長時間作用型もの
・一部の降圧薬は高齢男性の下部尿路症状を悪化させる
・カルシウム拮抗薬は排尿症状を夜間頻尿を引き起こす
・サイアザイド系利尿薬は、排尿症状を引き起こす
・ループ系利尿薬は夜間尿を悪化させる

このようなことが分かっています。

尿失禁や夜間の尿で困っている場合には、こうした薬剤の確認も必要になります。

ぜひ、尿失禁という視点からも、服薬状況の確認をしていきましょう。