フレイルな高齢者に対するデイケアの課題

地域医療にとって重要な介護サービスには、デイケアやデイサービスがあります。
 
最近では、積極的にリハビリも行うところが増えてきました。
 
しかし、海外の研究では、フレイルな高齢者に対するデイケアの効果は、次のようになっています。

デイケアは,利用者の満足度は高いものの,ADL や精神状態の改善効果を認めない(レ ベルII)
引用:在宅医療に関するエビデンス:系統的レビュー

デイケア対して、運動機能やADLの改善を期待して通っている方も多いと思いますが、そうした効果は見られないとされています。
 
しかし、利用に対する満足度は高くなっているため、問題となるのは、その内容ではないでしょうか。
 
デイケアやデイサービスにおける、サービス内容の見直しも必要になりそうです。
 
実際に、これまで要支援1、要支援2と認定が降りて、デイサービスを利用していた方々は、今後、介護予防・生活支援サービス事業(サービス事業)と呼ばれるものに、移行していきます。
 
重度の介護は必要としていないが、虚弱だという高齢者に対する、地域医療のあり方が変わっていくかもしれません。
 
これからは、より結果や効果が求められるとも言えるのではないでしょうか。
 
そのためにも、こうしたエビデンスについても、理解しておくことが大切になりますね。