神経疾患患者さまの予後と嚥下の関係

以前、地域医療と言語聴覚士についてお伝えしました。コミュニケーション能力が在宅生活の満足度や質を変えるというものでした。
 
今回はもう一つの言語聴覚士の役割をお伝えします。それが「嚥下」です。コミュニケーションだけでなく、嚥下機能も担当しています。
 
そしてこの嚥下機能ですが、こんなエビデンスがあります。

神経疾患により在宅治療を受けている患者の生命予後と関連が強いのは,年齢と嚥下機能である(レベルIVa)
引用:在宅医療に関するエビデンス:系統的レビュー

神経疾患とは、脳梗塞、アルツハイマー、パーキンソン、脳出血などです。こうした神経疾患の生命予後を左右するのが嚥下だということです。
 
食事は摂れているか、量は減っていないか、食欲はどうか、むせるとはないか、こうしたことを常にチェックする必要があります。
 
そして、むせることが多かったり、上手に食事を摂れないという場合には、言語聴覚士による評価やリハビリが効果的です。
 
嚥下障害=生命予後を左右する
 
ぜひ、言語聴覚士による訪問リハビリを有効に活用してくださいね。