認知症患者さまのケアに必要な訪問看護師の心構えとは

看護師は、その仕事に責任もプライドも持っていると思います。そして、自分の看護で患者様やご利用者様を救うという強い志もあると思います。
 
そのために、日々、看護技術の研鑽にも力を入れていることだと思います。「看護技術」に自信を持っている看護師さんも数多くいます。素晴らしいことですよね。
 
今日は、その技術をさらに高める方法をお伝えします。特に、認知症患者様への看護効果を高める方法です。
 
それは、
 
・家族の健康状態の把握
・家族に対するケア方法の教育
・家族への精神的サポート
 
です。
 
患者様本人ではなく、介護するご家族様へのケアが、看護の効果を高めるということです。以外だったでしょうか?
 
このことは、エビデンスレベルⅡとして発表されています。

介護者に対する教育は,認知機能や認知症患者の問題行動に良い効果をもたらす(レ ベルⅡ)
引用:在宅医療に関するエビデンス:系統的レビュー

この研究では、看護師ではなくケアマネージャーが、先ほどお伝えしたようなサポートをしています。

その結果、
 
・介護負担の減少
・QOLの改善
・施設入所数、施設入所期間、サービス利用の減少
 
こうした効果が認められているんです。
 
もちろん、ケアマネージャーですので、医療行為を行うことはできません。しかし、定期的な訪問でご家族様へのフォローを行なったことによって、先ほどの効果が見られているんです。
 
つまり、「ご家族様も含めたケアをする」という心構えを持って訪問するだけで、看護の効果が高まるということが言えますよね。
 
ぜひ、このことも頭の片隅に入れておきましょう。