これからの地域医療、訪問看護で知っておきたいエビデンスとは

From:名古屋市緑区 つなげる訪問看護ステーションより
 
これからの地域医療や訪問看護では、エビデンスが重要になってくると思います。なぜなら、国にその効果を証明する必要があるからです。
 
診療報酬(医療)の改定は2年に1度、介護報酬(介護)の改定は3年に1度行われています。
 
この診療報酬や介護報酬は国が定めているものです。誤解を恐れずに言えば、国が必要としているもの(考えているもの)に対しては報酬が上がり、必要がない(と考えている)ものに対しては報酬が下がるようになっています。
 
仮に、地域医療や訪問看護の効果や必要性が認められなければ、診療報酬(介護報酬)が下がることになりかねません。
 
そうなれば、さらに現場は苦しくなります。なぜなら、これらの報酬は私たちの給料にも直接関わってくる問題だからです。
 
どれだけ身を粉にして働き、患者様やご利用者様のために力を注いでも、もしそれが認められなければ、それに見合った報酬(給料)は発生しないということです。
 
そんなことになれば、当然、現場で働く人間はいなくなります。しかし、現実には私たちを必要としている方がいらっしゃいるという悪循環にはまり込みます。
 
結局、私たちの行なっていることをしっかり証明できなければ、ご利用者さまにとっても、私たちにとっても良いことはないと言えます。
 
前回もお伝えしましたが、「経験」はもちろん大切です。科学的な根拠(エビデンス)があるからといっても、それを使うのは人間です。経験からしか得ることのできないものもあります。
 
ただ、地域医療や訪問看護の基盤を整えるためには、その活動や内容、効果を証明していくことも必要だということです。
 
なんだか堅い話になってしまいました。
 
でも、あまり怖がる必要もないと思います。エビデンスとは言い換えれば「知識」です。つまり、知っているか知らないかということです。
 
では、一体どんなエビデンスがあるのでしょうか。