名古屋大学が地域医療にも生かしたい研究結果を発表!

From:名古屋市緑区 つなげる訪問看護ステーションより
 
高齢者の方が、楽しみにしていることはなんだと思いますか?
 
その1つに「食事」があります。
 
実際に、食べることしか楽しみがないと言われる方も多いです。これは、病院に入院されている患者さんからもよく聞く言葉ですよね。
 
やはり、人生における食べることは楽しみの1つなんです。
 
テレビで放送されている情報番組を見れば、必ず「食」のことを取り上げていますよね。それを楽しみにしている方もいらっしゃるんだと思います。
 
毎日暗いニュースばかり報道される中で、唯一の明るい話題かもしれませんね。
 
そして、よく言われることは、
 
「食事はみんなで食べた方が良い」
 
という事です。一人じゃ味気ないですもんね。
 
でも、訪問看護を提供させていただいているご利用者様の中には、一人暮らしの方もたくさんいらっしゃいます。
 
夫に先立たれた女性は、夫に喜んでもらうために食事を作っていたのに、そのやりがいを失っている方もいらっしゃいます。
 
一人だけなら、冷蔵庫にあるものを適当に食べると言われる方も多いです。食べることがめんどくさいとまで言われることもあります。一人で食べる食事は味気ないだけでなく、楽しみもなくなってしまうんですね。
 
こうした悩みを解決することも、地域医療や訪問看護には大切なことですよね。
 
なにも特別なことをするわけではなくて、ちょっとした知識を持っているだけでも違ってきます。
 
それが、今回、名古屋大学が発表した研究結果です。
 
その結果によると、一人で食事をしている時に、目の前に鏡を置くだけで美味しく感じるだけでなく、食べる量も5〜13%増えたと言います。
 
目の前に鏡を置いているので、そこに映るのは自分の姿です。それでも、一人で食べるよりも美味しくなるし量も増えるというのは驚きですね。
 
これにはミラーニューロンも関係しているかもしれませんね。ミラーニューロンという考えも、在宅医療や訪問看護にも役立つと思うので、またご紹介しますね。
 
とにかく、こうした知識があるだけで、できることが増えますよね。
 
いきなり目の前に鏡を置いたらおかしいかもしれませんが、一人じゃない「雰囲気」を作るということでも良いのかもしれませんよね。
 
テレビを見ながら食べるのをやめて、お店にいるようなBGMをかけても良いかもしれません。ユーチューブが見れる方なら無料でできます。BGMをCDに焼いて渡してあげても良いですよね。
 
テーブルクロスをちゃんと引いたり、食卓に花瓶の花を置いて見たりしても良いかもしれません。ちょっとした知識と工夫で、大きな効果があるかもしれませんよね。
 
ぜひ今回の研究結果を参考にして見てくださいね。
 
名古屋大学の研究結果