障害児保育と訪問看護師の関わり

From:名古屋市緑区 つなげる訪問看護ステーションより

 
これまでにも、障害児の訪問看護についてお伝えしてきました。
 
その内容は、訪問看護では障害児へのサービスも提供していること、医療依存度の高い子供が増えていること、ニーズが高まっていることなどでした。
 
これらは事実であり、訪問看護の重要性が高まっている理由でもあります。ただ、利用者さま目線になっていなかったなと反省しました。
 
というのも、訪問看護を利用するご利用者様やご家族様が抱える問題について、十分に向き合えていなかったと感じたからです。
 
例えば、障害児を支えている家族は、多くの場合、母親が就労できません。子供につきっきりとなるからです。
 
共働きが当たり前の現代で、母親が仕事に就けないということは、経済的な不安があります。医療費、療養費がかかればなおさらです。
 
子供の不安だけでなく、経済的な不安がのしかかるということです。そうしたことから、離婚に至るケースもあります。
 
その結果、生活保護の受給が必要となる家庭もあります。
 
「働きたいけど働けない」
 
ということです。出産や育児で退職された看護師さんが、復職したいけど、子供や家庭のことを考えると、希望する条件の勤務先が見つからなく、結局就労できずにいる現実と似ていますね。
 
このような事実を十分に理解できていませんでした。そんなことに気づかせてくれたのは、障害児訪問保育を実施している「障害児訪問保育アニー」です。
 
保育士や訪問看護師が在宅に伺い、看護だけでなく「保育」という視点からのサービサを提供しています。
 
最大で1日8時間の訪問が可能で、その間に、母親が仕事に行くことができるそうです。
 
障害児のケアだけでなく、支える家族のニーズにまで寄り添ったサービスだと思います。見習うことがたくさんあります。
 
気になる方は、ぜひ確認してみてください。訪問看護師のあり方について、考えさせられると思います。
 
障害児訪問保育アニー