在宅医療、訪問看護と職業リハビリテーション

From:名古屋市緑区 つなげる訪問看護ステーションより

日本職業リハビリテーション学会によると、職業リハビリテーションとは次のように定義されています。

障害をもっているが故に職業に就くことが困難になっていたり、維持していくことが難しくなっている人にも、職業を通じた社会参加と自己実現、経済的自立の機会を作り出していく取り組み、これが職業リハビリテーションです。
引用:日本職業リハビリテーション学会

また、厚生労働省の発表によると一人当たりの1日の平均労働時間は7時間44分となっています。
参考:平成26年就労条件総合調査結果の概況

 
およそ8時間だとすれば、1日の3分の1の時間が労働時間だということです。

 
生涯レベルで見れば、仕事につかう時間の割合の多いことがわかると思います。やはり、現代においては仕事をすることの重要さがわかります。

 
そうした意味で、先ほどの定義では、

 
・社会参加
・経済的自立
 

という言葉が使われているのだと思います。

 
現代では60歳で定年退職することが当たり前ではなくなりました。私たちのような仕事をしていると、高齢者とお話しすることも多いのですが、70歳でも仕事をしていることが当たり前のように感じています。

 
80歳になっても働いている方もいます。

 
なぜ、こんな高齢になってまで仕事をしているのか?これは様々な理由があると思いますが、やはり経済的な問題というのがあります。

 
こうした現実がある中で、病気や怪我によって仕事ができなくなったとしたら?

 
そう考えるだけで、その後の人生が不安になってしまうと思います。

 
このようなことを考えてみても、これからますます職業リハビリテーションというものが重要になることが予測されます。
 

在宅医療、地域医療においては、こうした支援も重要です。

 
「職業リハビリテーション」

 
ぜひこの言葉を頭の片隅においてみてください。一人一人の患者様と人生レベルで接したり話をしたりすることができると思います。

 
それでは本日も最後までご覧いただきまして、本当にありがとうございました。