なぜADLとIADLの違いを理解する必要があるのか?

From:名古屋市緑区 つなげる訪問看護ステーションより

前回の続きです。

ADLとIADLという言葉について、正しく理解することが必要だとお伝えしました。なぜなら、これを知らないと間違った看護を提供したり、気づかないうちに患者様やご家族様からの信頼を失っていることもあるからです。

自分は正しいと思っていたのに、そして、結果も出ているのに患者様はご家族様は怒り出すかもしれません。

それは一体なぜか?

前回の例のように、脳梗塞により歩行障害で歩けなくなった患者様がいたとします。そうした患者様やご家族様の希望は、当然、以前のように歩けるようになることです。

そのため、リハビリでも一生懸命に歩行訓練をします。

でも、これが間違いなんです。

「何言っているの?歩けるようになりたいって言っているんだから、歩行訓練をして何が間違いだというの?」

そう思われるかもしれませんね。でも、間違いです。もしかしたら、20〜30%くらいは正しいかもしれません。でも残りの80%は間違いです。

一度、考えていただきたいのですが、もし自分自身が今から突然歩けなくなったとしたら?それは、一瞬だけのことではなく、脳梗塞の麻痺のように今後も続くものだとしたら?当然、歩けるようになりたいと誰もが思うはずです。

でも、、、

「なぜ歩けるようになりたいのですか?」

ぜひ一度考えてみて欲しいと思います。毎日忙しくて慌ただしく過ぎてしまうと、「考える」ということを忘れてしまいます。

でも、人間が他の動物と違うのは、この「考える力がある」ことだと言います。ぜひ一度考えて見てください。

次回、答え合わせをします。

ヒントは、前回お伝えしたADLとIADLの違いです。これがわかれば、クレームもなくなり、深い絆で結ばれた信頼関係が構築できます。

それでは本日も最後までご覧いただきまして、本当にありがとうございました。