訪問看護の実習が増えている理由とは

From:名古屋市緑区 つなげる訪問看護ステーションより

早いもので、もう5月になりました。今年も55,367人もの新人看護師さんが誕生しています。就職してから1ヶ月が経ち、どのように過ごされているでしょうか。また、新人さんを支える先輩も少し落ち着いてきた頃でしょうか。

看護師の資格を持ち、実際の現場で働くと、学生の頃には気づかなかったことや新しいことにチャレンジする日々が続くと思います。現場に出てから困らないためには、やはり臨床実習が重要だということが改めてわかります。

そんな臨床実習ですが、最近は訪問看護での実習も増えています。

愛知県内の看護学校のカリキュラムをホームページで調べてみると、多くの学校では訪問看護ステーションが実習地として記載されています。

これまでにもご紹介してきたように、今後、在宅医療や訪問看護の必要性がさらに高まります。なぜなら、2025年問題と言われるように、団塊の世代が後期高齢者となることや医療依存度の高い利用者さまの増加、小児への対応などが求められているからです。

ただ、現状としては訪問看護師の不足だけではなく、在宅医療の基盤が整備できていません。そのため、国も対策を講じています。こうした現実から、在宅医療や訪問看護に関心を持つ看護師が必要とされています。

しかし、看護師のほとんどは病院勤務をしており、訪問看護への認知も低くなっています。こうした問題を考えると、学生時代から訪問看護に触れているだけでも関心の度合いが変わってくるため、訪問看護ステーションへの実習は重要だと思います。

まずは訪問看護を認知してもらう。そのためには、臨床実習を受け入れることができる訪問看護ステーションが増えることが大切です。

地域医療の一員として、機能する訪問看護ステーションを作り上げ、医療を支えるための臨床実習を受け入れる体制を整えていくことは、今後の訪問看護ステーションの課題だと思います。

未来のためにも、今できること、目の前のご利用者さまにフォーカスしてこれからも地域医療を支えてい期待と考えています。

それでは本日も最後までご覧いただきまして、本当にありがとうございました。