訪問看護の利用者はどんな方がいるの?まとめてご紹介

From:名古屋市緑区 つなげる訪問看護ステーションより病院勤務をしていると、どんな患者さまが受診したり入院してくるのか、ある程度把握できると思います。なぜなら、今の日本の医療は役割分担がされているからです。たとえば病院単位で見れば、急性期、回復期、維持期と分かれています。ひとつの病院を考えても、内科、外科、産科などに分けられています。そのため、勤務している場所によって、対象となる患者さまはある程度決まっています。

それと比較して、訪問看護の対象となる方は一体どんな方がいるのかと疑問に思われるのではないでしょうか。

そこで今回は、厚生労働書の資料を元に、訪問看護の利用者さまはどんな方が多いのかをご紹介します。

まず訪問看護は介護保険と医療保険どちらも対象となります。

介護保険の利用者さまについては、平成13年には188,000人だったのが、平成23年には2,865,000人にまで増加しています。医療保険については49,000人から99,000人へ増加しています。

このように、訪問看護を利用する方は年々増加傾向にあります。そして、医療依存度も高い方の割合も増えているという特徴があります。

では、介護保険と医療保険において、どのような疾患の方が利用されているのでしょうか。

わかりやすい図がありますのでご紹介します。

出典:厚生労働省

こちらを見ていただくと、訪問看護の対象者は次の通りです。

・内分泌、栄養及び代謝疾患
・筋骨格系及び結合組織の疾患
・循環器系の疾患
・悪性新生物
・認知症
・統合失調症
・アルツハイマー病
・パーキンソン病
・神経系の疾患

これらに加えて、小児疾患のご利用者さまも増加しています。

ただ、これを見ても「具体的にどんな方がいるのかわからない」と思われるでしょう。確かにその通りです。しかし、それが訪問看護の特徴なんです。

つまり、訪問看護は病院とは違って、様々な疾患や年齢層の方を対象としているということです。内科専門の訪問看護、外科専門の訪問看護のようには分かれていないのです。

訪問看護のご利用者さまは、「在宅生活において看護や支援が必要な方全て」ということになります。

もし、今後訪問看護で働くことを考えている看護師さんでしたら、一度気になっている訪問看護ステーションへ問い合わせたり、ホームページを確認してみてください。

訪問看護ステーションによっては、体験型の見学や同行訪問といった対応が可能なところがあります。実際に体験しみることでどのようなご利用者さまがいらっしゃるのかを肌で感じることができると思います。

ぜひ確認して見てくださいね。

それでは本日も最後までご覧いただきまして、本当にありがとうございました。