これで安心!訪問看護に必要なコミュニケーション能力を身につける方法

From:名古屋市緑区 つなげる訪問看護ステーションより

前回は、本当の傾聴とは、相手のことを理解する前提で話を聞くことだとお伝えしました。

コミュニケーション能力が心配でも大丈夫!訪問看護に必要な本当の「傾聴スキル」をご紹介

今回は、その具体的な方法をお伝えしたいと思います。

色々とあるのですが、その中でも大切なことは、患者さんはいつも「不安」を感じているということです。その不安に対して、いろいろと表現を変えて私たちに伝えようとしています。

しかし、その不安な気持ちをストレートに伝えてくれる方は少ないということも知っていてください。

つまり、患者さんは、心の底ではどんなん不安を感じているのだろう?とうことを理解しようとして話を聞くことがポイントです。

「そんなこと言っても、読心術みたいなことはできません」

と言われるかもしれませんが、次のポイントを抑えれば誰でもできるようになります。

そのポイントは、

・口調が強くなるところはないか?
・なんども繰り返し出てくる言葉はないか?

という2つのことに注意しながら話を聞くことです。

口調が強くなったり、なんども出てくる言葉は、患者さんの「感情」が一番こもった言葉です。つまり、患者さんが抱えている不安そのものを表現した言葉です。

それがわかれば、傾聴した後にかける言葉は決まってしまいます。

「○○さんは、■■が不安なんですね」

この一言だけです。

相手を笑わせたり、楽しませたりするようなコミュニケーション力は必要ありません。それよりも、患者さんの不安を理解することの方が大切です。そして、その不安に対して「共感」することができればOKです。

「○○さんは、■■が不安なんですね」

言葉にすれば一瞬です。10秒もかからないかもしれません。でもこの一言だけで、患者さんは自分のことを理解してくれると感じます。

コミュニケーションが苦手に感じている人は、患者さんと楽しそうに会話をしていたり、笑いあっている光景を見ると羨ましく感じたり、劣等感を感じてしまいます。(私もそうです。。)

でも、私たちの役割の本質は、患者さんに「安心」を届けることだと思います。そのために、まずは正しく傾聴して、患者さんは何に対して不安を感じているのかを知ることが重要です。

これができた上で、楽しい会話もできれば、それは素晴らしいことですよね。でも、ただ笑わせたり面白い話をするだけでは、看護師としての役割を果たしていませんよね。

コミュニケーション能力は生まれ持ったものではありません。練習したら誰でもできるようになります。

ぜひ参考にしてくださいね。

それでは本日も最後までご覧いただきまして、本当にありがとうございました。