訪問看護と医師の役割とは

From:名古屋市緑区 つなげる訪問看護ステーションより

先日、突然声が出なくなってしまいました。。

声が出なければ仕事もできません。

もちろん仕事だけではなく、
日常生活でも困ります。

もし救急要請しなくてはいけない状況になったとしても
電話をかけてもイタズラ電話だと思われてしまいます。。

飲食店に入っても、
何も注文することができません。。

とにかく、
声が出ないということがひどく不安でした。

なので怖くなってすぐ病院へ行きました。

診断結果は、

「風邪と花粉症が重なって声枯れしちゃったんだね」

でした。

その言葉を聞いてホッとしました。

かかりつけのクリニックに行ったので、
診察の内容は問診、視診、聴診くらいです。

診察時間にしたら3分くらいでした。

最近は、パソコンや電子カルテが普及したため、
患者と目も合わさずパソコンと話している医師がいることが
問題になっていることがあります。

確かに、これは良くないと思います。

でも、何が良くないんでしょうか?

私はたったの3分の診察でも
何も文句はありませんでした。

なぜなら、たった3分の診察であっても

「安心」

することができたからです。

このまま声が出なくなったらどうしようと不安でしたが、
風邪と花粉症が原因だとわかって安心したんです。

もちろん、診察を受けただけでは
私の声は1mmも変化しません。

全く声が出ないままです。

治ってはいません。

でも、原因がわかったことと、
それを医者に診断してもらったことで
安心することができました。

「風邪と花粉症が原因ならそのうち治る」

そう思えたからです。

なぜ、私たちが病院を受診するのかと言えば、
当然ですが病気や怪我を治したいからです。

でも、心の深い部分では、

「安心」

を求めて病院を受診するんだと思います。

どんな病気や怪我であっても
その場で一瞬にして治るものはありません。

薬を飲んでも、手術をしても、入院しても
すぐに治るわけではないんです。

これは、風邪でも骨折でも、
脳梗塞やガンでも同じだと思います。

では、

・たった3分の診察でも満足な患者さん
・たった3分の診察では怒る患者さん

この違いは何なのでしょうか?

やはり、

「安心できたかできなかったか」

と言うことなのかもしれません。

・診察時間が短い
・目も合わせてくれない
・痛いところを触ってもくれない
・流れ作業のように書かれた処方箋

色々と診察や治療に満足できない理由はあると思います。

もちろんこれらを解消することは大切です。

でも、もっと大切なことは

「なぜ受診したのか?」

と言うことだと思います。

つまり、

患者さんは安心を求めて病院へ来る

でも、不安が解消されなかった

不満やクレームが出る

と言えると思います。

そう考えてみると、
私たちが関わっている地域医療や
訪問看護の役割も同じかもしれません。

私たちの役割を突き詰めて行くと、

「患者さんに安心を提供すること」

にたどり着くと感じています。

訪問看護や往診という手段を使って
患者さんに安心を提供する。

それが私たちの役割かもしれません。

自分の声が出なくなって
ひどく不安に感じたおかげで
そんなことに気づくことができました。

自分が患者になってみると
見えて来ることがありますね。

「患者の立場になって考える」

ではなくて、

「患者になって考える」

と言うことを学びました。

それでは本日も最後までご覧いただきまして
本当にありがとうございました。

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