小児の在宅医療で必要なレスパイト先が無いという事実

From:名古屋市緑区 つなげる訪問看護リハビリステーションより

「心も体もボロボロ…」

障害を抱えた子供を育てる親や家族は
毎日崖っぷちを歩くような不安や恐怖、
そして疲労を抱えています。

親や家族が倒れてしまえば、
子供たちも生活することが出来なくなります。

まさに共倒れです。。

そんなことにならないためにも、
親や家族がほっと一息つける休息が大切です。

それを

「レスパイトケア」

と、言います。

やはりここでも問題になるのは、
レスパイトが必要な方が数多くいるのに、
実際にはその環境が整っていないという事です。

その事実を示すこんな資料があります。

◆療育センターショートステイ・・・2か月待ち(8名/16名中)
◆病院ショートステイ・・・3か月待ち(3名/16名中)
◆通園・・・母はほぼ同席、母子分離が終了し医療行為のない児は離れることが出来る(対象月齢児6名中3名通 園可能)
◆通学・・・バス通学困難児は母が送り迎え (対象月齢児3名、全員の送り迎えは母が行なう)
◆通所・・・医行為のある成人は通所時介護者のつきそいが必要
※3年前重症心身障害者通所施設が開設し通えるよう になった
引用:重症心身障害児の在宅における現状と課題http://www.jvnf.or.jp/newinfo/youbou111005-2.pdf

これを見ても分かるように、
レスパイト先が無いことがよくわかります。

ショートステイを利用するためには、
2か月も3か月も待っていなくてはいけません。

通園や通学でも、
親が付き添わなくてはいけなかったり、
送迎の負担も大きなものがあります。

結局、

「休みたいときに休めない」

という事です。

休みが取れる時でさえ、
周りの都合に合わせなくていけないんです。

普段、私たちが生活しているときには、

「休みたいときに休めない」

そんなことを考えたことはないかもしれません。

今回の話は

「子供の行事があるけど休めない」

といったような事ではなく、
精神的、肉体的に疲労がたまっても
24時間365日休む暇もないという事です。

子どもと一緒に生活をしていれば、
朝も夜も関係ありません。

夜も30分おきに吸引したり、
2時間おきに体位交換が必要なこともあります。

風邪をひいたって、
仕事を休むようにはいきません。

もちろん病気や怪我をしても同じです。

結局、親や家族以外に子供をケアする代わりになるものがないんです。

だから、どんどん負担は蓄積されていきます。

でも、その疲労さえも、
ほっと一息ついて休憩することが出来ずにいるんです。

そう考えてみると、
訪問看護における私たちの役割は重要だということがよくわかります。

たった1時間だけの訪問だったとしても、
その時間は子供の看護だけではなく、
親や家族のためのレスパイトケアにもなっているんですね。

まだまだ訪問看護にできることや
今求められているものがたくさんあります。

必要とされる場所、
そして活躍できる場所がすぐ身近にあります。

少しでも関心を持っていただけたら
この下の記事も読んでみて下さいね。

それでは、本日も最後までご覧いただきまして
本当にありがとうございました。

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